diary

とある脊損患者。両ロフストランド杖使用中。

退院前日

明日はバタバタして更新できない可能性があるので、今日入院生活を振り返ろうかなと思ったり思わなかったり。

荷重かけてよくなるまでが3ヶ月弱。転院してからだと1ヶ月強。この時期が1番しんどかったかな。尿器は辛い、というか看護師さんと同室の患者さんに申し訳なくて、7月初めにポータブルでもトイレに自分で行けるようになったのはとても嬉しかった。担当看護師さんが夢に出てくるくらい私のトイレのことを考えてくれていたそう。

荷重かけてよくなって最初は産まれたての子鹿でどうなることかと思ったけど、吊り下げ式の機械とチルトテーブルなる機械、固定型歩行器、平行棒等使って何とか立位を手を使って保持できるように。

歩く練習はU字型歩行器、セーフティーウォーカー、交互型歩行器、ロフストランド杖、固定型歩行器、の順に行った、と思う。固定型を持ち上げられるようになるまで時間がかかったなぁ。

自立は車椅子が6月下旬、固定型歩行器が8月下旬、ロフストランド杖が9月下旬。病棟が変わってからは車椅子が院内フリー、ロフストは10月初旬から院内フリー。今はロフスト片杖の棟内フリー。ほとんど両手杖で移動してるけど。

座位保持時間もどんどん伸びた。今は日中ずっと横にならなくても大丈夫なくらい。ベッドには上がるけど。最初は時間を伸ばそうと車椅子に座って塗り絵をやったりしたなぁ。腰の痛みもだいぶ軽減しました。筋肉がついたようで。

同室の方や食事で同じテーブルの方、その他編み物やお花でご縁があった方などたくさんの患者さんに良くしていただいた。看護師さん、介護士さん、MSWさん、主治医の先生、PTさんOTさん、皆さんありがとうございました。今日が夜勤明けだった方から順にご挨拶中。

7階病棟に上がってからは傘を作ったり編みぐるみをしたりコースターのケーキを作ったりジグソーパズルをしたり、いろんなことをした。退院に向けてひと段落させたんだけど、片付けをしていたら忘れていた千代紙を発見して今日また傘を作り始めた。退院までに作りかけのを終えられるかな、、

以上つらつらと入院生活を振り返ってみました。

面談

今日は入院中最後の面談でした。

先生にこてんぱんにやられた。

飴を転がしてきたと思ったらすかさず鞭、の繰り返し。

 

ってブログ書いてたら担当看護師さんがやって来て、お風呂フリーになったー!今まで見守りだったのが、1人で行っていいとのこと。独歩できないと許可が下りない温泉には流石にたどり着かなかったけど、一般浴フリーが出ただけでも大変うれしい。機械浴だった頃が懐かしい。もう一般浴になって2ヶ月くらい経つなぁ。機械浴もジャグジーみたいに下から泡が出て来て楽しかったけど。

 

主治医の先生に入院した日に会った時は分からなかった人柄が今は分かるから、鞭打たれても大丈夫。なんやかんやで素敵な先生なのです。

住み分け

発信媒体が増えた。

ここに何もかにも詰め込むのもそろそろ飽きてきたので、創作は創作好きさんと出会えそうなところに上げるようになった。

創作に昇華するほどではなくて、でも記録には残したくて、みたいな内容がここには載ることになるかと。

相変わらず傘は作り続けてる。お話もたまに書いてる。

 

ツムツムミニーの編みぐるみは途中経過を載せてたので完成したご報告をば。編むだけならまだしもバランスを考えて目と鼻をつけるとかそういうのは苦手。可愛く見せるように写真を撮るのも苦手。

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褥瘡と体交

病院図書室で借りた本

宮地良樹ほか編著(2006)『よくわかって役に立つ 新・褥瘡のすべて』永井書店

 

寝返りを打てなかった頃の褥瘡予防のための体位交換が辛かったので読んでみた。200mmHg2時間以上の持続的な圧で褥瘡になる可能性があるとのこと。道理で2時間に1回クッションを入れ替えていたわけです。夜が辛かった。計測器がたくさんピコンピコンいってる中ようやく寝られたと思ったら体交で起きて、またようやく寝られたと思ったら、、の繰り返し。今は静かな暗い部屋で自分で寝返りも打てて幸せ。

 

結界師の最後2巻は借りた後速攻で読んで当日中に返却。