映画「この世界の片隅に」

この映画の悲しさを文字で表現する術を、私はまだ持っていない。

昔と今とでは何が大変かは大きく異なるが、それでも使えるものは何でも使って生きるという、純粋にただ生きようとする生き方は昔も今も共通だと思う。昔の野草摘みに相当することは、現代ではストレス発散といったところだろうか。自分と向き合う、話を聞いてもらう、生きる場所を変える、など。そうして現代の人はかろうじて生きているのも知れない。昔の人が野草を摘んでなんとか食料を確保し、生きたように。