diary

とある脊損患者。両ロフストランド杖使用中。

血糖の乱高下

血糖量が急上昇すると、生物学的に大きなエネルギーを必要とする。結果血糖量が大きく変動し、大きな感情と思考のエネルギーを必要とすることになる。

 

生物の恒常性維持機構により、血糖量が大きく上昇すると膨大な量のインスリンが膵臓の細胞から分泌される。つまりこの細胞が頑張らなければならない。そうしてようやく血糖値が正常に戻っても、頑張りすぎた細胞はまだインスリンを出し続ける。低血糖になる。そしてお腹が空く。お腹が空くことと、ダイエットをしたいという感情の間に矛盾が生じて、ヒトは悩むことになる。

血糖量は本来食事をしてもほとんど変化しないらしい。年齢を重ねると少しずつそういう訳にもいかなくなるが。この前聞いた講義によると、血糖値70程度を維持するのが正常なのだとか。夕食後測ると私の血糖値は105あって泣いた。母より高かった。遺伝的に、糖尿病になりやすいということだ。

甘いものを特別好きというわけではないが、一度食べ始めると中毒的に食べ続ける癖が私にはある。糖を摂取するなら、その前に野菜などを摂取してからにしたい。体と心と思考が疲れないように。